アフリカの天命を革める時

アフリカ情勢のニュースを見ていて激しく混乱するのが、民族の定義。エジプト人はアラブ人です、とテレビでいわれて依頼混乱が治まらない。アラブ人の定義はアラビア語を常用する人、ということなのだろうか。エジプトにイスラム教が入って以来、だんだんとアラブ人が入ってきてもともといたコプト語を話す人たちを駆逐したのだろうか、それともコプト語を数百年掛けて駆逐してアラビア語圏になったからアラブ人なのか、それともコプト語を話していたけれども人種的にはアラブ人と(遺伝的に/人種的に)同一であったのだろうか、コプト教を信仰する人たちはコプト語で話しているのかアラビア語なのか彼らは何人なんだろうか、他者による認識と自己における認識は違うのだろうか、等。
ケルト人」、という認識は他者による言語的定義づけ(それに基づく文化形式的認識)だと思うが、他者認識の影響の下自己認識化されているからなぁ。政治的背景が大きいけれど、ともともとの混乱原因に戻る。