WOMBS/1・2、娘に非ず/1、イムリ/9
単行本の発売時期の間が長い漫画は辛いよの巻。
- 作者: 白井弓子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: コミック
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- 作者: 白井弓子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/01/28
- メディア: コミック
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彼女たちのお腹にいるのは、移民惑星の生物の培養されたある器官。その生き物には妊娠したメスだけがある種のテレポート能力を持つという特性があり、人間がそれを利用している、というもの。兵士は望めば何度も「移植=妊娠」する。育てたものはある程度大きくなると「中断=中絶」するシステムだから。
神聖なる母性か、戦う女性の誇りか、そもそも土地は誰のものか、テーマは壮大だが、物量、文化的背景を見ても、勝てそうに見えないのだよ。敵は民間人の大量虐殺も厭わないのだから。
次巻はほぼ一年後。
- 作者: 那州雪絵
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: コミック
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ふたりの距離感が個人的にはちょうど良い。ラブラブにもなっていないながらも、男の方はずいぶん喜んで主人公の手伝いしてしかもかなり心を配っているようだし、主人公はいまでも物事をはっきり口にするし男の方に辛口だけれどずいぶん気を使っている感じ。
後は今後のパパの動向だなぁ、展開が動くとしたら。パパは真人間になれるんだろうか。
人形師がものすごく変な設定で驚いた。
次巻は良くて一年後。
- 作者: 三宅乱丈
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: コミック
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ミューバは知らず自分のおかれた実は悲劇的な状況に、喜々として本来の同胞を巻き込みはじめた。彼が促迫彩輪を得た、ということは母親の最後の夢を見られる可能性ができたということなのか、それとも結局利用されるだけなのか。現状では間違いなく後者。
「伝説のイムリ」の意味がまるで逆の意味で双方に伝わっているが、おそらくカーマ側のは彼らに有利に意味を歪曲させたものにちがいない、イムリ側のは夢見のイムリが見た本物なのだから。
武器はいつ全部その身に付けられるのか、ゴンガロとなったイムリは助けられないのか(デュルクの足が治らなければ多分助けられない)、ドープはあれで終了なのか、マージで四千年眠らされている戦いのイムリはどうなるのか、そもそも連載最後までいけるのか、とかいろいろ心配。
次巻は半年以上先。