都立高校に大学生を

ちょっとむかついた。

大学生と話し受験意欲を 都立36高、自習室に配置


自習室にあこがれの大学生−。東京都教育庁は、都立高校で大学受験に力を入れている指定校の自習室で、大学の学生が、生徒に受験勉強のアドバイスをする事業を始める。人件費として、来年度予算に約四千二百万円を要求。教育庁は「生徒のモチベーションが上がってくれれば」と効果を期待している。

 都教育庁進学指導重点校として、日比谷、西、国立など七校を指定。この七校では、二〇一〇年度入試で、東京大、一橋大、東工大、京都大と国公立大医学部の合格者数が計約三百人になった。

 都教育庁は、重点校に次ぐ進学指導特別推進校に新宿、国分寺など五校を選定。さらに進学指導推進校として十四校を指定している。

 これら二十六校の指定校に、都立の中高一貫校十校を加えた三十六校の自習室に、大学生を配置する。自習室は、放課後や土曜日に開放しており、大学生は学習についての各生徒のさまざまな疑問や質問に答える。

 大学生の在籍校は、生徒の希望に応じて各高校で決める。東大、一橋大などの難関校のほか、首都圏の有名私立大を想定。進学指導実績がある元教員についても配置の対象にする。募集できるのは一教科につき一人で、時給は二千円。一回二時間で週に二回依頼するという。

 教育庁高校教育課の鈴木正一・学校経営指導担当課長は「大学生との会話を通して、生徒は『この大学に行きたい』とやる気が出るかもしれない。年齢が近い大学生から問題を早く解く方法など受験勉強のノウハウを習うのは有意義だと思う」としている。

東京新聞
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お役人の多くは塾でバイトするような大学生時代を送っていなかったのだろうか、それともこのような企画だからこその値段設定なんだろうか、どちらにしても昨今の塾時間講師(すなわちバイト)の時給相場からかけ離れてないか、これ(家庭教師はよく分からないが、通常家庭教師は複数教科を教えるイメージ)。1200円前後が普通じゃないのか、それとも旧帝大生はその辺の私立の人間とは違うということか、おい。こんな相場からかけ離れたお金の出所が都民の税金かと思うとご愁傷様です、都民さま。