アングロ・サクソン史に浮気

文字通り隣の芝生は青く見える状態。フランス史の人がある日突然イタリア史に行っちゃう、のと同じだとは思いたいがアイルランドからアングロ・サクソンだとものすごく田舎っぽい。

The Ecclesiastical History of the English People/ The Greater Chronicle/ Bede's Letter to Egbert (Oxford World's Classics)

The Ecclesiastical History of the English People/ The Greater Chronicle/ Bede's Letter to Egbert (Oxford World's Classics)

尊者さま研究者の友人より、「さくっと読むならこれが一番」ということで購入。日本語訳は参考程度に(これに近年出版された文庫は含まない)。


The Church in Anglo-Saxon Society

The Church in Anglo-Saxon Society

イングランド史の先生より「アングロ・サクソンの教会史をやるならこれは必読」といわれたのでかなり前に購入。いまだに本棚の飾りとなっている。


おそらく、

Framing the Early Middle Ages: Europe and the Mediterranean, 400-800

Framing the Early Middle Ages: Europe and the Mediterranean, 400-800

を買ったのも、


The Rise of Western Christendom: Triumph and Diversity 200-1000 AD (Making of Europe)

The Rise of Western Christendom: Triumph and Diversity 200-1000 AD (Making of Europe)

を買ったのも、
着々と浮気を進めるためだったにちがいないと思う今日この頃。初期中世西ヨーロッパの全体史の中で書かれるアイルランド史を読んだところで、新たに得られるものはおそらくないはずだから。


アングロ・サクソンじゃなくてもっと違う、もっと啓かれたところに行きたいのかも、とは思うが現在のところはそのあたりは抑えておく。ただ、アイルランドの場合地域史でやるには限界があることはある(と思う)。