子供への洗脳

現実逃避しまくりの日々が続く・・・。


ハマスの偽ミッキーが「殉教」=問題のTV番組最終回−パレスチナ
 

エルサレム30日時事】パレスチナ自治区ガザからの報道によると、イスラム原理主義組織ハマスのテレビ局は29日、イスラエルへの抵抗を呼び掛けるミッキーマウスに酷似したキャラクター「ファルフル」が登場する子供向け番組の最終回を放送した。ファルフルはイスラエル当局者に扮(ふん)した役者に殺害され、「殉教者」となった。
 最終回は、同当局者が土地を買収しようと試みたところ、ファルフルが「テロリスト」などと叫び、殴打されたという設定。共演する少女は「ファルフルは土地を守ろうとして殉教した」と死をたたえた。
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b5%b6%a5%df%a5%c3%a5%ad%a1%bc&k=200707/2007070100020

以前、イスラエル人の友人と政治の話をした時に、子供たちに「イスラエルを恨め、嫌え、憎め」と教えているパレスチナの現状では、良くしようとしてもいくわけがない、と言われたことがあった。その時は「そう思うのはイスラエル人だからだろうか。イスラエル側にも問題はたくさんあるのに」と少し思った。でも実際問題としてそういうことがあることが、このニュースでよく分かった。ひどい話だ。子供たちの将来の選択肢も、思考の柔軟さも何もかもぶち壊す、そういう理念の元で子供を育てなければならない現実が。国にとって(ハマスは国ではないが、パレスチナを支配しようという動きがあるわけで)国民は、やっぱり奴隷に過ぎない訳なんだな。これではますます泥沼化する。


皮肉なのはアメリカと結びついて自分たちを苦しめるイスラエル、という図式で反米反イスラエルであるパレスチナが、アメリカの代表ともいえるミッキーマウスを利用していること。これほどの皮肉はないな。そういえば反米色の強い中国が模した遊園地も、ディズニーを利用していたな。安直で、それでいて残酷な世界観。