アイルランドでワーホリ

kimuco2007-02-06

が今年から始まるようで、一部友人が大望を抱いている。
十年遅いよ、と思ったところで、
十年前のアイルランドといったらねぇ。
東洋人なんか旅行中の少数日本人だけだし、
今ほど観光客も多くなかったし、
ダブリンの街中もほんの一部を除いて暗く汚かったし、
行っちゃいけなさそうな場所ばっかりだったし。
「この国は観光で食っているんだろうなぁ」
と思わせる感じだったし。
そういえば友達はオコンネル通りのバーガーキングで置き引きにあってたなぁ。
「もうこんな国二度と来ない」と仰っていたが、
リフィー川の北側の店に入れてしまったわたしが悪かったよ。許せ。


ダブリン及びアイルランドのいくつかの場所には、
行きたくないというか行くと悲しくなる場所がある。
一番はじめにアイルランドに来た時同行してくれた友人。
あんなに若くして逝ってしまうなんて・・・。
一緒に行った場所に行くとあの時とどう変わったか、
報告したくてしょうがなくなる。
代わりにお母様がアイルランドに大変興味をお持ちになってくれて
不思議な縁を感じたりもするんだけど。


物価は安かったなぁ。
ただし、日本円を受け付けてくれる両替所が少なかったような気もするし、
わたしは日本で英ポンドのトラベラーズ・チェックにし、
更にそれをこっちでアイルランド・ポンドに換えたりしてなんか色々損な気分になっていたもんだ。
あ〜、映画が500円ぐらいで観れて感動したなぁ。


そんな頃にこっちで仕事、はあり得ないよな。
バブル崩壊後とはいえ日本はまだ今よりマシな状態だった気もするし。
で、こっちが未だにバブル続いてるわけだが、
ワーホリで来ても仕事するの大変だろうな、と思う。
ある程度英語が話せないとかなり孤独になるだろうし(日本人コミュニティなんてないし。
いや、あるのかも知れないが。あっても相当ちっちゃそうだ)、
アクセント強いけど英語べらべらの中国人と東欧人と戦って職を得ないといけないわけだし。
日本料理屋なんて数えるほどしかないしねぇ。
でも外国に来て働こう、という意欲は凄いと思う。
私は早く帰りたいです。おいしいおでんが食べたいです。
しかしここのところ朝晩冷えるなぁ、早くこの寒波終わらないかなぁ。