いじめ禁止汁!

「いじめ禁止」校則化も、教育再生会議1次報告案詰め


 政府の教育再生会議野依良治座長)は19日、首相官邸で合同分科会を開き、第1次報告最終案について詰めの協議を行った。

 了承されれば、24日に安倍首相に提出する。

 第1次報告では、「いじめ」に関し、様々な対策が盛り込まれる見通しだ。最終案では「いじめと校内暴力を絶対に許さない学校を目指す」とうたい、「校則に『いじめ・校内暴力の禁止』を盛り込み、厳しく対処する」としている。

 いじめた子供には「人間として恥ずべき愚かな行為だと認識させる」とした上で、保護者や地域の住民、警察との連携も視野に入れ、ねばり強く指導を行う。いじめた子供への出席停止制度は、学校が最大限の努力を重ねたにもかかわらず、反社会的な対応を取り続けた子供に適用するとした。

 また、教育委員会に関しては、「いじめや校内暴力に正面から向き合い、危機管理チームを設け、迅速に対応する」などと明記。学校現場の正確な現状把握のために、「いじめ実態調査」を定期的に実施し、調査の結果の公表や議会への説明を行うよう求めている。

 文部科学省には「いじめの定義」を明確に示し、調査方法の指針を作るよう求めている。

 再生会議は昨年11月にも〈1〉いじめなどの「見て見ぬふり」も加害者〈2〉いじめに加担した教員は懲戒処分にする――などとした「いじめ問題への緊急提言」をまとめたが、第1次報告では「緊急提言」をさらに具体化させた。
(2007年1月19日13時56分 読売新聞)

いや、それでいじめが無くなれば簡単なんだけどねぇ。
いじめ発生でイロイロ問題起こる(ってことに今頃気がつく)→よ〜し、それじゃあ校則に書き加えれば良いんだな! 
単純すぎるよ・・・。


というかある程度の体罰とかないと無理なんじゃないすか? たとえ子供が給食を天井に投げつけようとも、今は体罰受けると親が学校相手に警察に被害届出しちゃう世の中を変える方が先じゃないか?


訂正(20/01/2007)
体罰に関しては基準を決める、ということになっているそうだ。ろくに調べもしないで感情で書き殴ると、現状認識せずに結論に飛びついてしまう、の例となってしまった。恥ずかし。しかし、内田樹氏のブログを読むと実はもっとがくぶるな状況に突入しそうであるらしい。恥ずかしながらわたしもマルクス読んだことないので、ますます己の「わっ、むかつく〜」という簡単な発想が情けない・・・。以前に「マルクス読むなら10代後半から20代前半までに」と思って買ったはいいがその後何年積読になってるんだか・・・。