ペカペカ光る聖人、怒る


アイルランドが誇る3大聖人、聖パトリック、聖ブリジット、聖コルンバさんのうち、聖コルンバさんの聖人伝を読んでいたのだが、この方の元にはよく天使達か、光の柱とか球体の形で聖霊とかが訪れるんだが、そのせいで良くいろんなところでペカペカ光るのだ。で、教会内でペカペカ光って、その光がドアの隙間とか鍵穴から漏れると、その辺を歩いていた修道士とかが「あなや!」とか言って近づくのは不思議じゃないんだが、びびって逃げるヤツが多いのだよね。そんで次の日に聖コルンバさんに呼ばれて「見〜た〜な〜〜〜。わしの目の黒い間は誰にも言〜う〜な〜、言ったらひどいぞ〜〜〜」と激しく怒るのはなぜなのかサッパリ分からん。
まあ、「今日これこれの時間に教会に近づいてはなりませぬ」と言われたにもかかわらず近づいて、ペカペカにびっくり、という修道士を後で叱るのはまあ分かるとして、夜、寝れなくて「寝れない時はやっぱり神様にお祈りよね」などと一人教会内にいる修道士より後に来といて、ペカペカしたらどうしたら良いんだよ。ちなみにこの修道士は礼拝などに使う道具類を入れておく小部屋で祈っていたので、できるだけそこの扉をしっかり閉めて縮こまって見られないようにしたわけだが。でも後で「言〜う〜な〜よ〜」と言われるんだが。
まあ、光るんだよ、聖人って。