excommunication

思い切ったことをする人もいるもんだ。本日のThe Irish Timesのサイトから。ちなみにこのサイトはお金を払わないと、ほとんどすべての記事の見出ししか読めない。アイルランドは現在、金、金、金、の世の中。

Woman who says Mass warned of excommunication


A Catholic woman who regularly celebrates Mass in her Dublin home has been warned by Archbishop Diarmuid Martin that she could face excommunication. Soline Humbert, who believes she has a vocation to the priesthood, insisted, however, that Archbishop Martin did not mean the warning as a threat.


場所は教会ではなく、自宅、ということだが、場所はともかくミサを司ったのが女性、というのが当然のことながら問題。教義についてはわたしにはまったく分からないが、原始キリスト教会では女性がミサを司ったこともあったはず。初期アイルランド教会でも女性司祭はいたはず。聖パウロの影響が大きいのか、元々、彼のバックグラウンドにあったヘレニズム文化にその根があるのか、それとも聖アウグスティヌスの教義が重要な鍵なのか、ともかく現在でもカトリック及び英国国教会では女性がミサを司ることは禁止。


関係ないがダブリン大司教のお名前が激しくアイリッシュ。ちなみにダブリン大司教座はどちらの教会にあるのか分からない・・・。ダブリンの観光名所となっているでかい教会二つ(Saint Patrick Cathedral, Christ Church Cathedral)はどちらもChurch of Ireland (=アングリカン教会=英国国教会系)。