アイルランド中世史学会(Irish Conference of Medievalists)

キルケニーに行ったのはこれが本当の目的。発表自身は今年はこれといって惹かれるものはなかったが、お会いしたい先生がいたので、突撃。あとで知ったが受付で「泊まるところ探してますか〜?」と聞いてきた人がその人であった。びっくりした。
http://d.hatena.ne.jp/kimuco/20060427で紹介した「武闘派」の先生。ありがたいことに初日の報告が総て終わったところで、おそるおそる話しかけて、結局1時間以上もお相手をしてくださった。自分の思ったことをいろいろいうと、かなり辛口な、というか、「それはちょっとどうかな〜」という意見をバシバシくださった。最終的には携帯番号の交換までした(!)。
先生とお話しして、どうやら社会が変化したとか変化しなかったとか、そういう話をする際に、12世紀のアイルランド教会改革期直前の情報も必要であることが判明。来年に論文書けるのか、自分?
他にも何人かの先生に認識していただいた。一人で紅茶を飲んでいた時に、気さくに声をかけられ、自己紹介されて、思わず硬直して、握手するので精一杯だった先生もいた。もうちょっとお話しすれば良かった。ちなみにこの本を書いた人。http://d.hatena.ne.jp/kimuco/20060531/1149104813
噂通り(ulliboさん談)、気さくな人であった。


学会に行くのは、とりあえずまずコネ作り、顔の売り出しだなぁ、と思った次第。こういう時一人だけの東洋人というのはかなり得だ。