天候と歴史

そろそろちゃんと勉強しないと。球転がしに興奮しすぎだ。でも、チェコは勝ったし、チェコ応援してるし、えーと、つまり思いっきりお勉強するべき時間に試合が三つも入ってしまっているのが問題なのね。早く決勝トーナメントに行ってください。


で、久しぶりにちょっと図書館に行って、天候関係の本を漁ってみた。残念。中世関係が書いてるのは、たいてい次の三つの問題。

  1. ユスティニアヌス帝時代の気温の低下と疫病(中世というより古代末期?)
  2. ヴァイキング移動期
  3. 14世紀半ばのペスト流行期

時代的にはヴァイキングが一番近いが、それより前が欲しいんだよ。ヴァイキングだと、アイルランドだとそのインパクトの方が大きくて(天候によるヴァイキングインパクトじゃなくて)、話ずれちゃうし、そこまでやってられないし。
これより広い時間を扱った本だと、「大陸分離期」とか、「氷河期」とか、「文明開始時」とか、「温暖化」とか、「グローバル・ウォーミング」とか、「これからの季候に対する人間の影響」とか、範囲でかすぎ。パンゲア超大陸*1とか言われたら、あっはっはっは、と静かな図書館で大笑いしちゃうよ(しなかったけど)。
まあ、資料的にもいろいろあるだろうし。私の場合特に天候だけでなくて、それにより飢饉とか、疫病の流行とかを知りたいので、気候学ではちょっと難しいのかも。


飢饉とか疫病とか、きっと簡単にあっという間にたくさんの人が死んじゃったんだろう、当時だと。それを客観的に見よう、と思ってるんだから、ある意味因果な研究だよな。

*1:と言われたら、最初に思いつくのは佐藤史生の名作『夢みる惑星』だったよ・・・。いや、これは珍しく終わり方がある程度納得いくもんだったからさぁ。