肉じゃが

まあ、私は所謂「行き遅れ」であり、「行かず後家」な訳であるので、こういうことを書くと「負け犬の遠吠え」とか、「小姑の小言」などと言われそうであるが、敢えて言おう、カスであると。肉じゃがが作れると、良き妻になれるのか、と。
もう、「得意料理は肉じゃがです」というのは完全なるネタだと思っていたのだが、そうでもないようなのだな。それともやっぱりネタなのか? なんだか全然知らないうちに有名になっている人に、エビちゃん、という人がいるようだが、なんかその人が、「得意料理は肉じゃがとキンピラゴボウ。」と言ったらしい。(っつうか、エビちゃんって何?)
やっぱりネタなの? 
以前にCMで、肉じゃがが得意料理と見合いの席でいって、結婚相手をゲットした、みたいなのを見たのだが、これはネタだよな、と思っていたのだが、男性諸氏にとって、肉じゃがっていうのは神聖な食物なのであるか? こう、サン・ベルナールにとっての、マリアの母乳みたいな(ちょっと違うか)。
肉じゃがってとっても簡単なんだが。中身なんて家庭料理的カレーと一緒だし。カレーって、こう、林間学校! とか、臨海学校(憧れの・・・)! とかでみんなで作っちゃうような料理だよねぇ。それと同じでちょっと味付けが違うだけじゃないか、と思うのだが。それとも私が考えている肉じゃがは、本当の肉じゃがじゃないの?明らかに、豚カツの方が計り知れないほど難しいと思うのだが。
よく分からんのー。
よく分からないといえば、肉じゃがの「肉」の部分もよく分からんのだが、あれは普通はどんな肉が一般的なのであるか? 私は挽肉好きなので、挽肉で作るのだが。家の肉じゃがは、鶏の挽肉であったが、ダブリンでは未だ一度も鶏の挽肉を見たことがないので、しょうがないので一番安い牛挽肉で作ったりしたのだが。
あときんぴらごぼうねぇ。キンピラゴボウって、カタカナで書かれるとまずそうなんだが、記者はもうちょっと考えてくれ。日本料理をカタカナにしたら、不味そうだろうよ。きんぴらごぼうと言った場合の、人参の立場がちょっと気になるが。きんぴられんこん、とかもいいなぁ。きんぴらもやし、というのを作ってみたことがあるが、正味2分で出来たぞ。
やっぱりただの遠吠えになってしまったようだな。ふっ。←自嘲の笑い(と自分で書けば書くほど惨めになっていくもんだな。あははは・・・)