百鬼夜行抄・22巻、BIRDMEN・1巻、妖狐×僕SS・10巻、シドニアの騎士・11巻、大奥・10巻、マガツクニ風土記・3巻

10月に買った漫画ども。

百鬼夜行抄 22 (Nemuki+コミックス)

百鬼夜行抄 22 (Nemuki+コミックス)

まさか1巻の話が出てくるとは。叔父さんは危うくて心配だ。


中3男子のウジウジした内面描写は非常によい。ただ、軽い部分を出そうとしているんだけど話が暗そうなんだよな。暗いのは別にかまわないどころか好きなんだけど少年漫画としてはどうなんだろう。パーマンというよりガッチャマンだな。


雑だよ、雑。1巻から4巻ぐらいまでの丁寧な内面描写はどこ行ってしまったんだろう。最終章というぐらいで話を落とすところに落とすためだけにコマが進んでいるだけ。残念だ。ますますいわゆる「少女漫画」が個人的にダメになっていく。


シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)

シドニアの騎士(11) (アフタヌーンKC)

9月から10月にかけて一気に買ってしまったものの最新巻。読みたかったんだけどマイナーすぎて本屋になくて、と思っていたらアニメ化らしくて全巻あったから一期一会と。BLAMEも欲しいんだけどこれは頼まないと手に入らないな。
遠未来ロボットものSF少年活劇、と思って読み始めていたがしばらくして「冴えないけれども正義感あふれたみんなを大切に思っている鈍感少年」のハーレムものだった。ハーレムの中でちゃんとした人間の女の子は一人しかいないんだけどね。主人公自身もちゃんとした人間じゃないし。


大奥 10 (ジェッツコミックス)

大奥 10 (ジェッツコミックス)

あっという間のひどい展開、ひどい結末。どこまでも「幸せだった」と思って死に向かう青沼に涙。男女逆転大奥自体としては、とうとう男将軍がたったがこのままうまくいくのか。最後の偉大な将軍さまといえど。


マガツクニ風土記 3 (ビッグコミックス)

マガツクニ風土記 3 (ビッグコミックス)

防人、アマテラス、ちびきの門、と古事記日本書紀的な世界観で「アーリマン」が出てくるとは。主人公はどこへ向かうのか。そして何故70年代(60年代かな)の歌謡曲なんだろうか。