ラックスティーラー・10、信長協奏曲・6、七夕の国・3

有線LANが繋がる部屋が、外気と同じ位の温度なので、ほとんどネットに繋がない生活が続くここ数ヶ月。


Luck Stealer 10 (ジャンプコミックス)

Luck Stealer 10 (ジャンプコミックス)

最終巻。つまり娘が生まれた時にパパは死ねばよかったのか、とか、捕まったあとパパと会えない間なぜ娘は死なずにすんでいたのか、薬でグッタリさせておけば何も起こらない状態だったのか(でも赤ちゃんの時は寝てる時にやばかったじゃないか)とか、癒しの力は死者をも生き返らせるのか、とか、なんか納得のいかない着地点であった。作者としてはきれいな着地だったようだが。ハッピーエンドでみんなそれなりに幸せ、という(ずいぶん簡単にいろいろ死んだけど)意味ではきれいな終わりなんだけど謎が残りまくりなんだよなぁ、ページ数の関係なのかなぁ。


信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

表紙のサブローはかっちょよいではないか。
これまでどれほどの大軍を率いていようとも、二つの国の戦国大名になろうとも、京都で実質的権力は軽く将軍を凌駕していようとも、臣下に対してはフランクで無防備だったのが、ようやく自分一人の首で状況が大きく変わることに気がついたサブロー信長、という姉川の戦い。フランクであることに変わりわりはないんだけど、責任感みたいなものが生まれた、のか? スパイに明智光秀と信長の秘密の一端がこぼれてしまったようだが、スパイの上司、謙信の顔が一ミリも見えないのは読者も一緒だ、どれほどの美青年なのか。


七夕の国 3 (小学館文庫 いK 3)

七夕の国 3 (小学館文庫 いK 3)

連載中に最後まで読んだような気もするんだが、ああいう終わり方だっけか。山を戻してしまうし祭りも続けますよ、というのはまあ共同体存続のためにはしょうがないのかもしれないが、丸神先生が残っている限りだけかな、とも思う。