世界三大悪女

三大鬼女でもいいんだが。これといって決まったリストは無さそうだ。よく名が挙げられるのが呂后とか、則天武后(女なのに「武」が付いている時点で異常だ)とか、エリザベート・バートリーとかメアリ1世とか、モーツアルトの奥さんやトルストイの奥さんやらソクラテスの奥さん(鬼嫁カテゴリー?)とか、ルクレチア・ボルジア(本人というよりも兄が悪いよねこれ)とかぐらいしか浮かばないのだが、最近知ったのだがエイレーネーというビザンツの女帝もすごいなぁ、と思う。権力を掌中にすることは女性にとっては非常に難しい時代、社会、世界において、上昇志向のある女性にとってはここまでせんといかんのか、と思わせる。則天武功はまさにそんな感じ。そうやって考えると天皇の娘でありかつ蘇我馬子の姪であった推古天皇は利用されただけなのか上昇志向高かったのか。別に「悪女」とはいわれていないけれども、天皇に擁立される初めての女性ってちょっと普通じゃない状況だと思う。
わたしはファム・ファタールと呼ばれたいっす。傾城には顔的になれないから。