今日のアイルランド
日本のメディアにここ最近頻繁に扱われるアイルランド。扱い的にはギリシャに後と一歩、みたいな感じ。PIIGS（はてなキーワードだとアイスランドになっているがアイスランドはEU圏内ではないわ。いまだにいろんなところでアイスランドとアイルランドが間違われている。アイルランドには火山無いのにいまだに「アイルランド・火山」で検索してくる人いるし。PIIGS）の中で次に崩れるのはスペインかポルトガルかと思っていたらアイルランドだった。崩壊した場合日本もその余波を浴びるだろうからなんとか持ち直して欲しい。EU圏内で最低の法人税はとりあえず現行通りで認めてもらったようだが、イギリスとかドイツとかフランスはこのことについては怒っているようだ。ゴメンね。
与党（Fianna Fáil）の支持率はじり貧、は当たり前だが最大野党（Fine Gael）もいまいちなのはなんでなんだろうか。こんなものなのか。無党派層が多そうでもあるけれども。与党は18パーセントまでダウン、最大野党もそれでも30数パーセントなんだよな。とりあえず解散総選挙もありえそうな雰囲気。
Ó Caolain calls for Government to resign
Meanwhile, Sinn Féin Dáil*1 leader Caoimhghin Ó Caolain has called on the Government to resign, saying they do not have a mandate to make these decisions.
中略
'The Government should resign so that citizens can have their say in a General Election.'
Speaking tonight, Joan Burton, Labour's deputy leader, called on the Government to convene the Dáil to discuss the package tomorrow.
中略
'The basic rules of parliamentary democracy require this.'
http://www.rte.ie/news/2010/1121/economy2.html#article
より。
Sinn Féinはもういきなり解散総選挙！ と息巻いているが、労働党はもう少し話し合いの場を持つべきと見ているようだが、結局解散総選挙！ なんだろうか。
FGは銀行の改革を訴えているようだが、それで何とかなるんだろうか。ヨーロッパの国なのに、やっぱりなんだか政治がへたくそな感じがするんだよなぁ、アイルランド。日本みたいなヘタレ感が。
