アイルランドヤバイ、マジヤバイ

今日のIrish Independent Web版の見出。
Calls for Taoiseach to resign*1
Vote call on 12.5pc corporation tax rate*2
Government talking constructively with IMF, says Taoiseach*3
Public servants face pay and job cuts as the IMF moves in*4
The day 'Chopper' rolled into town*5
Developers will have to sell off their 'jets, yachts and Bentleys'*6

まあなんかタイトル見ただけで悲しー気分になるので記事はほとんど読んでない(そして経済ネタは難しい)。7世紀以来の黄金時代であったケルティックタイガーは死亡し、再び昔のようになるのか。高学歴は海外に逃れ、大量に働きに来ていたポーランド人は国に帰るかよその国に移動し、いつの間にか増えていた中国人も減り、華やかに変わったヘンリー通りはゴーストタウン化し、市内を走り回っていた新車たちが中古のうえ型落ちしまくった車となり、昼間から言い若者が職もなく街中をウロウロし、ちょっとに持つ老いておくとあっという間に置き引きされ。若い時代を経済成長激しかった時代にすごした現在の20代の人たちに耐えられるんだろうか。でもアイルランド人だからなぁ。

*1:Taoiseach(ティーショック)=首相。コーウェン時代終了か。アハーンは実はものすごく上手な時期に辞任したのかも、というのは結果論かな。

*2:IMFや他のEU内の主要な国から税金上げろ、といわれて野党がそれに反発して国会での投票を、としてる話らしい。確かにアイルランドの経済成長はEU内での企業に対する税金の安さから来てたからな。

*3:建設的といってもIMFと。

*4:財政難で役人の給料を減らすはまっとうな考えだと思う、と日本の政府に言いたい。

*5:チョッパーというのが何か分からないが、マザーグースとかなんだろうか、とりあえずIMFが来た、というのが問題らしい。もっとも歓迎しない男、といわれているよ、IMFのヨーロッパ部門の代表。彼の名前がAjai Chopraだから、chopper(=鉈、ぶった切り屋、ということから来ているなんかの登場人物?)と掛けられているようだ。

*6:借金返すために奢侈品売れや〜、ということらしい。ああ、バブル崩壊後の日本を彷彿…。