QUO VADISと大奥

QUO VADIS クオ・ヴァディス 7 (バーズコミックス)

QUO VADIS クオ・ヴァディス 7 (バーズコミックス)

核心に迫っているっぽい。未来における「人類の終末」、がどういう状態かが明かされ、一番謎の人物アテナの過去が少し分かり、そしてとうとうINRIさま登場。なぜか肉体が子供であるのは、教授の肉体が子供化したことが伏線っぽい。
闇に入って光になって消える、ということはどういうことか? ひょっとしてこれが分岐点なのか分岐点に手を加えるつもりなのか。INRIさまが鍵となる人物ならすでに歴史に手を加えていることにならないのかな。


大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)

大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)

ようやっと6代将軍登場、と思ったらあっという間に退場。実際の歴史をできるだけ忠実に追いながらも男女逆転世界なのだからこれはよっぽど上手に話を繋いでいるのだな、としか思えない。
吉宗登場になるまであと少なくとも1巻は費やしそうだが、吉宗に戻ったあと今度はどう話を動かすのか、の方に興味が行ってしまうのは、個人的には過去話が長すぎる感じがするから。多分、これはこれでものすごく重要な構成なんだろうとは思うけれど、作者のこれまでの手腕を考えると。
そしてお万の方はまだ生きているのか、すごすぎる、美老人。