ベントラーベントラー2
緑色じゃなかったけど、黒いメキシコチームが素敵だった。いいわぁ、メキシコ。
勝ち上がって欲しいけどフランスウルグアイも引き分けちゃったからちょっと厳しいかなぁ。
ワールドカップが終わって、次のワールドカップまでの間次もまた見に行くために働いて働いてお金貯めて、というメヒコの熱狂的サポーターがいい。日韓の時に一番ビールを飲んだメヒコ人たちがいい。(2番目はアイルランド人…)
- 作者: 野村亮馬
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: コミック
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今回は外星人(=宇宙人)によって作られた見た目は地球人にしか見えないロボットが巻を通してずっと出てきていたが、なんかイライラする性格〜、と思っていたら思考フィルターつきでしたか、ということで。
外星人たちは特別地球人に対して好意も持たず、敵意ももたず、距離感をもって対応している。主人公の澄ちゃんはこれまた珍しく同じような距離感を、普通の人間に対してのように保つ、そういう意味でのほのぼのSF。ほのぼのだがほんのりとかはさせない。どことなく背筋が薄ら寒くなるようなほのぼの。でもホラーじゃない。
唯一、その感情(的なもの)が見えてしまってかなり怖い感じがしたのが、人間にそっくりなロボットであって、他の外星人は表情がまったく分からないのがいいのかもしれない。
しかし、澄ちゃんはもう少し人間には親しみを持っていた方がいいんじゃないのか、というぐらいの人だった。だからこそ3巻の終わり方がわりと衝撃なんだが。
まあ、良質なSF漫画でした。