鉄壱智と紫色のクオリア
授業受けて帰ってくるとすでにその時点で目がかなり見えなくなっているのはなんでだろう。あと二ヶ月の辛抱だ。
- 作者: なるしまゆり
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: コミック
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次巻(いつ出るんだよ)都へ、と書いてあったがとりあえずなんかドロドロ出てきちゃったし、大火事になりそうだし、色男さんは漢なけも耳ちゃん連れて逃げようとするし、粉屋はただ者ではなくヘビ神さま捕まったか自ら囚われたかしてるし、都の王様らしき羽の生えた人は桃色のお母さんを知ってるっぽいし、伏線っぽいものは大量にあるんだけどまとまるのか、そもそも最後まで考えているのか、最後まで作者の萌が続くのか分からないのがなぁ。
- 作者: うえお久光,綱島志朗
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 文庫
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天然ちゃんは生きているものすべてがロボットにしか見えず、自己の他者認識とか他者による対外認識の不可知性とか、自分の体験を振り返ってみても思春期には考えたりするなんちゃって哲学だよな、と思うとやっぱりラノベだ。第1章はね。
問題は第2章。ラノベの皮を被った程度だろうと思っていたらそれをも覆す量子論的平行世界のハードSFだった。最終的には「万物理論」まで出てきてさらに宇宙の始まりの時まで行くという壮大すぎる時空間。ある意味イーガン。
終わり方がまたラノベ的だったのが逆に衝撃。びっくりした。こういうのもありか。