すごく昔のロンドン&ウェールズ旅行

現実逃避と気分転換に、ある事情によりどうしてもスキャナーをちゃんと使わなくちゃいけなくなりやっとなんとなく使えるようになったために、アナログで撮った写真をちょろちょろスキャンしてみた。学部3年時代のほぼ一人ロンドン(一部友人とプラプラ)及び完全一人ウェールズ旅行。何年前かは内緒。この間に行ったコンウォールの写真は残念ながら旅行中にアナログなカメラからフイルムを取り出すことに失敗しお釈迦。



ビッグ・ベンの真下に位置するボーディカ像。ローマン・ブリテン時代にローマ軍に反旗を翻したイケニ族の「女族長」。この時代のブリトン人の習俗がもし初期中世のアイルランドと同じであるならば、たとえ亡き「族長」の妻であろうとも女が「族長」にはならないんじゃないかと思う。「族長」という用語も「小王」とかにすべきかもしれないが原語が分からない上にしょせん原語はラテン語だ。ローマ支配下に入っているためにいろいろと状況は違う可能性もある。そしてだいたいがこの像が造られたのはヴィクトリア時代だからなぁ、なんかこう政治的背景な感じがなぁ。写真を撮りに行ったのはもともと漫画でこの女性の話を読んだからなんだが、まだ連載中だししかも現在休載中だしどうなっているんだ『クリスタル・ドラゴン』。



大英博物館内は(今は分からない)フラッシュを焚かなければ写真撮影許可だったので、マニュアルカメラ万歳しながら撮った。これの正式名称なんだったっけかなぁ。当時は「ケルト・マニア」だったので大喜びだった。ガラスに自分らしき像が映っているのもまたおつ。



ウェールズのコンウィ(Conwy)そばの、「世界で一番駅名の長い駅」。読み方が分からず、バスのおじさんに「The longest name's station, go?」とアヤシイ英語で聞いたのもいい思い出。残念だったのが田舎の何もない駅を想像していたのに、駅前にできたてのファッションモールがあったこと。しかしウェールズにいる間晴れた日はほとんどなかった。


ちなみに問題も生じたが楽しめた同行者であるカメラはこれ。こんなにピカピカしてないけど。最近使ってあげてないので使ってあげようかと思う。デジカメじゃなくてもデジタルで保存できるようになったし。