ローマン・ブリテン
二日目にしてすでに餅に飽きた。しょうがないのでごはんを炊くことにした。父の好きなごはんを炊いてあげようと思ってお赤飯を炊くことにした。しばらくして気が付いたがこれも餅米なのでほとんど一緒やん・・・。
海のかなたのローマ帝国―古代ローマとブリテン島 (世界歴史選書)
- 作者: 南川高志
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/05/28
- メディア: 単行本
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これは中世史にとっても当たり前なことで、21世紀に入ったとしても研究者はできるだけ客観的になろうと心がけつつ、それでも主観は入らざるを得ないことを認識しつつ研究しているわけで、イングランドにおけるローマ史研究はその極地ともいえ、よい題材となったと言えよう。
逆に言えば、ローマ以前のブリテンの研究をしている、スコットランド人やウェールズ人についても同様な一般書があるとおもしろいなぁ、と初期中世アイルランド史を学んでいる極東の研究者の卵としては考えてしまうものでもあった。
「ケルト」概念についてもかなり細かく書かれていて、研究論文ではなく、概説書としてこれほど突っ込んで「ケルト」概念について書かれているものは、他にはないのではないかと思う。という点でもお勧め。
アイルランドの国立博物館で、博物館員の女性に「アイルランドにはケルト人という人々が入植してきたという考古学的史料はない」と言われたことと、それを聞いて驚愕していたフランス人女性を思い出した。