陳腐で大笑い
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2004/10/23
- メディア: DVD
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もの凄く退屈した。
悪いところ:テーマが陳腐。話が陳腐。設定が陳腐。主役が超ヘタ。世界観が貧弱。
よいところ(=笑いどころ):セリフが陳腐。戦闘シーンの描写(特にロボット兵大隊対キャシャーン)
疲れたところ(=秀逸すぎて):映像。
素晴らしいところ:寺尾聡、唐沢寿明、宮迫博之の演技。みっちー、美しい……。
むっちゃおしゃれ〜な長めの(DVD特典、みたいな)PVのつぎはぎの中に、
時々説明的な役者のセリフが入る、みたいな。
なのにもかかわらずなにが言いたいのかよく分からなくて話飛ばし飛ばしの紙芝居みたいだった。
自分的良心的解釈としては、テーマはきっと「母性本能でしか、世界平和は成し遂げられない」。
えーと、お話のオチとしてはあれは「セカイ系」ってことでいいんでしょうか?
なんか主人公と主人公の彼女だけが納得して、二人だけの世界に行っちゃって、
スタボロにした下界の人たちは放置プレイですよね? あの後どうなったんでしょうかね?
やりすぎるとぬらぬら笑いからやがて大爆笑へ至る、ということがよく分かった。