ゲイらしき人々の集団

http://guideline.livedoor.biz/archives/51015169.html
を読んでいて思い出した。
昨年の、いつ頃だったかな、ひょっとしたら今年の初めあたりかも、とりあえずまだまだ冬の頃のダブリン、だったはず(ダブリンはわたしにとってはいつも寒い)。ダブリンの中心部、Abbey Stをバスステーションの方に歩いていって、ちょっと奥まった北側にあった、カリブ風パブ。中で毎晩生演奏、しかもキューバ系の音楽。兄さんたちもラテン系で、三十分演奏すると酒飲みに行って、ダンスフロアで女子に囲まれてもうナンパし放題、みたいな状態の、最も奥まっていた席が、予約席になってた。で、しばらくしたら十数人の人たちがやってきて、みんなでいろいろ飲んだり話したりしてる。このパブはアイリッシュではないので、「わんぱいんとおぶびあー」みたいな酒ではなく、「まるがりーた、ぷりーず」みたいな、カクテルの方が多いような感じで、みんなカラフルなカクテル飲んでた、っぽい。わたしは別段気にもせず、「生演奏あってカクテルあって、予約もできるのかぁ、アイルランドじゃねー」とか思っていたんだが、同席の一人が気がついた。誰だったっけかなー? ともかく誰か気がついたんだよ、あそこの予約席、全部男じゃね? って。


始めてみたよー、それらしい人たち。しかも集団。が、こんなことにも気がついたよ、わたしって観察力皆無だなぁ、そしてゲイをみて分からない人種なんだなぁ、って。別段気にしてないからゲイはいいんだが、研究者として観察力ないのはどうよ、と。酒飲んでたから、ということにしておこう。


わたしにとって、ダブリンで最もオシャレ(笑)な酒場に決定、という場所ではあった。