歴史的勝利

我が愛する浦和レッズが歴史的(? そうでもないよな)大敗をガンバ大阪相手に喫したその日(アイルランド時間的には)、アイルランドラグビーイングランドに歴史的勝利を得た。
ダブリンには二つの大きなスタジアムがある。Lansdowne Road StadiumとCroke Parkである。この二つにそれぞれの役割があって、前者はサッカーやラグビーのような試合を行うスタジアムだが、後者はゲーリックスポーツ、つまりゲーリック・フットボールハーリング専用のスタジアムなのである。
ところが、現在Lansdowneは大改修中であり、今夜のラグビーのシックス・ネーションズはこのゲーリックスポーツ専用のスタジアムに初めてイングランド人が足を踏み入れた試合であり、そしてアイルランドナショナルチームは「憎き」イングランドにこの場所で大勝したのである。もういろんな意味でアイルランド人は大騒ぎである(という話である。実際に街中のパブに行ってないので、人づてで聞いただけ)。
ラグビーのルールはまったく分からないのだが、Ireland 43 England 13という結果だったそうで、最後のアイルランドの得点など、敵がほとんど無い状態でのタッチダウンだったらしい(というわけで試合をテレビで観てもいないわたしであった)。しかもこの大勝利によって優勝への道が再び開けたらしく、なんだか大騒ぎな訳である。
ニュースとしてはこちら(英文)。
http://www.rte.ie/sport/2007/0224/ireland1.html


アイルランド人が実際どれぐらいイングランドを嫌いかはよく分からない。はっきり言ってネタではないかと思われるが、ことスポーツに関してはネタとしてだろうとも大喜び、という状況は見ていて微笑ましくはある。