冬来たりなば


春遠からじ、と申しますが、まだ年も越えていない12月、すでにダブリンでは花が咲き始めました。このネタ、去年も書いたような気がするが・・・。実は11月の半ば頃から咲き始めていて(写真ではちょっと分かりづらいかもしれないですが)、おそらく3月頃までこの状態が続くと思われます。少なくとも関東(平野部)ではこの種類の花、例えば梅なんかは、初春の花、まだまだ寒いが、もう春は遠いことじゃないよね、と思わせる2月頃に咲き始める花です。で、同じ頃が少し早い段階でやはり同じ種類の蝋梅がいい匂いをまとって咲き始め、ついで桃がそして仕上げに桜(染井吉野)が咲いて「春真っ盛り」になるわけですが、こちらではこの手の花は、もう咲き始めているわけで、それにしては春がまだまだ遠いなぁ、と思うと、ちょっと寂しい感じがします。何が基準で花を咲かせるのか、気温の変化なのか日照時間なのかよく分からないですが、こちらでは真冬の花、なのかもしれない。あるいは、「真冬」とか「初春」とかそういう間隔がないのかもしれない。
この写真を撮った日は、ちょっと風は強かったけど、久しぶりにいい天気(それでも一瞬だけ)でしたなぁ。ちなみに、この花がなんなのかは分かりません。


お花の話題なのでですます調で書いてみました。気持ち悪いです。