新刊『中世から初期近代アイルランドにおける小教区』
これからしなければならない用事が、相当鬱・・・。
The Parish in Medieval And Early Modern Ireland: Community, Territory and building
- 作者: Elizabeth Fitzpatrick,Raymond Gillespie
- 出版社/メーカー: Four Courts Pr Ltd
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: ハードカバー
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発行が昨年の秋になっているが、今年になってやっと本屋に登場。
時代が広い。
とりあえずイントロの1部と、Etchinghamの章を読んだのみ。
9,10,11世紀以降の状況は、
比較対象として必要となるだろうから、
後に読む予定。今のところ他の物を読まなきゃいけないので拒否。
タイトルで「小教区」としたが、parishの一般的訳語はこれだからそうしたが、
中世では少なくともそう書くとかなり誤解を受ける。
初期中世ではこの管区を差配したのはどうやら司教のようだ。
とまあ、現状から推測するのでなく、当時の枠組みで考えろよ、
とそういうことなんだな。
しかし、Etchinghamは相変わらずの「恨み・辛み」節だなぁ。
指導教官が「以前に彼と○○博士が、司牧活動を受けられた人は、
manaigだけか、一般ピープル全員かでずーーーーっともめてた」と前に言っていたが、
その雰囲気ガンガンでてる。
とりあえずその○○博士を名指しで批判だ。
すごいぞ、まさに武闘派!