添削・その2

添削された原稿を直していて、自分の英語文法のいい加減さに悩む。留学する前、大学受験用の塾で、英語の講師してたんだけど、自分(アルバイトで)。嗚呼。
単語の選択については、ある程度しょうがないと思う(何がだ? と一人つっこみ)。できるだけ同じ単語の繰り返し、同じ表現の繰り返しを避ける、という基本中の基本は押さえてみた。だが、圧倒的な数で、怒濤のごとく直されていたのが、定冠詞。これ、教える時も猛烈に難しかったんだが(しかも大学受験でこれに関する問題なんて一つ出るかでないかなんだぜー、くっそー)、やっぱり使えてない。たぶん、留学終わるまでこの状態が続くんだろう、と思う。
私の指導教官の論文は非常に読みやすい。その理由が、添削からも伺える。彼は、長文を嫌うのだ。howeverで二文を一つにしてあるところが、ことごとく分断されている。そう、日本語でもダラダラと長い文章だと、どっちに趣旨があるのか、主語はなんなのか、段々分からなくなってくるので、それに注意しなければ、と思っていたんだよ。というわけで、英語でも長ったらしい表現は、できるだけ避けることにしよう、と誓ったりしてみた。うーん。
時制も難しいね。歴史だから昔のことを扱っている、故に過去形を多用してしまうが、「こういう表現がこの史料に見受けられる」というのは、日本語で見れば明らかだが、現在形なんだよな。さらに複数か単数かの見分けも、加算か不可算の名詞なのかの違いも考慮に入れて、と考えていたら、脳の限界を超えた。


結論


英語はとっても難しいです。