神話学入門
- 作者: 大林太良
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1966/03
- メディア: 新書
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神話と文化、社会との繋がりは大きい、といいながら、神話を類型的に挙げていき、その神話が語られた社会や文化情報がほとんど無いので非常につまらなかった。神話を学問として研究する人のスタンスが、私の興味の方向性とは違った、ということだな。
あと古いからしょうがないのだろうが、進化論的文化を感じさせる表現が多かったのもあまり気分がよくなかったな。神話を研究するなら高文化とか未開部族とか、そういう色眼鏡をはめてしまうような用語は多用されるとちょっとね。