イムリ・10

霞ヶ関の官庁のかなりの率が東京電力から電気買ってないんだって〜〜、なんでも東京電力よりも数割お安い民間企業から買ってるんだって〜〜、経済産業省もそうなんだって〜〜、え〜〜〜、なんかズルイ〜〜〜っ。
日本ってまだ近代化されてない国なんだねぇ、とかあまりにも巷間に広まりまくった陳腐なことをつぶやいてみたりとか。


そんなことよりも。

イムリ 10 (ビームコミックス)

イムリ 10 (ビームコミックス)

イムリの兵器を取り込むことができる人はひょっとして一部の人間だけなんだろうか、意志とか理由とか? 順番がいまだによく分からないが、石と水を取り入れた背景についてやっと書かれていたので9巻での謎は解けた。良かった。
デュルクは未だ甘くてなんとか戦わずしてことを纏めようと、まるで冷戦期の核兵器的な使い方を使用としているが、引くに引けないところに向かわされているとしか思えない。1巻でのお母さんの夢でのデュルクは、戦いに向かおうとしているようにしか見えなかったし、甘さが無くなってしまっているように見えたし、そちらの方向に進まざるを得なくなったとき、彼は彼の性質の一つである優しい人間性を捨ててしまうしかないのかな、と思ったら、どう転がってもハッピーエンドにはならないことが良く分かったかな〜〜り、暗くなった。
なぜにあんなに憎くなってしまったんだろう、なぜに自分の治をあんなに否定しなくてはならないんだろう。カーマ側の人たちがみんな病的に狂っているようにしか見えない。