量子の新時代

SF小説がリアルになる 量子の新時代 (朝日新書 187)

SF小説がリアルになる 量子の新時代 (朝日新書 187)

SFがリアルになる、なんて書いてあるからものすごく良くわかる一般書だと思った。おそらくものすごくかみ砕いて書いてあると思われる。半分ぐらいは分かったし。それでも基本的な数学が分からないと何を言っているのかよく分からない部分もあったし、何度読み返しても結局何がどうなっているのかよく分からない部分もあった。あまりにも理系的部分が抜け落ちている自分の頭に哀しくなった。理系的なことは好きなのに、頭が理系ではない、というより数学が完全に抜け落ちきっているところが、人間年をとるとイヤぁね、という感じか。
思っていたよりSFチックな世界になるのはもうすぐ、というわけでは無さそうであることが分かったことがよかったな。夢は夢、ファンタジーはファンタジーでいて欲しいものだから。