左目の状態

手術から9ヶ月、最後の検診からほぼ4ヶ月ぶりの診察。手術した右目はやはりレンズを支えている膜に濁りがあるとのこと。前回の検診と同じ内容。どうしようもなくなったら5分ぐらいで終わるというレーザーの処置を行う。左目の方の白内障は、目のド真ん中あるそうで、見えにくいのはしょうがない模様。矯正視力でまだ1.0なので手術するとしても今年はないはず。来年もないことを願う。少しずつ手術費用を貯金しないと。
目の検査で瞳孔を開く薬を差された。猛烈に見えなくなる。その上ものすごく眩しく、今日のようなまっ青な空に開きはじめた桜が美しい、という天候では軽く頭が痛くなる。薄目を開けながら歩いた。輝くアスファルト上に転がっている白い鉄柱に気が付くわけがなく、足を引っかける。立ち直れるかと思ったが、重力に引かれるままに前方へ軽く弧を描いて倒れていくわたし。50キロ弱の体重に微々たる重力質量が加わった全質量を左足の膝と左手の掌の下部で受ける。要は蹴躓いて転げたわけだが。このような小学校低学年のような転び方をしたことに対して激しい精神的な衝撃、そしてそのわたしの真後ろにいた見ず知らずのおやじに見られていたことに激しい恥辱を感じる晴れやかな月曜の午後であった。
左膝痛い。