中世の光と影・下

中世の光と影 下 (講談社学術文庫 206)

中世の光と影 下 (講談社学術文庫 206)

ヨーロッパの成立と十字軍、異端、都市、ロマネスクとゴシック、そして中世の秋、と比較的文化的な話が多かった下巻。
聖職者に対する認識の変化(グレゴリウス改革後の)とそれによる異端及び托鉢修道会の誕生、そして都市における「使徒的生活」に、宗教改革の端緒を見た気がした。そういうことだったのか目から鱗だった。
それにしてもやっぱり都市にはあんまり興味がないんだなぁ、わたし。