福岡一泊
週末に所用で福岡に行った。
西南学院大学に行ったが、大学構内に歴史的遺跡があり、
羨ましかった。
元寇防塁。
実際は下部二段だけが出土してその後修復したようだ。福岡の海に近いところ(大学は現在は海からかなり離れている。埋め立て地もあるし)は防塁が結構出ているらしい。そういえばずいぶん前にテレビで観たが、現在は鬱蒼とした山の中にも防塁があった。かつて(有史時代)は海岸、現在は(埋め立てがなくても)海岸線から遠ざかっている、という状況はかなり好きだ。
時間的に太宰府天満宮に行く余裕がなかったので、筥崎宮に行った。福岡国際マラソンでその前を通るので毎回気になっていた。
地下鉄を降りて進む。
海まで続く道。どうやらここも埋め立て地らしい。
道理で、一般の人間が入れない海のそばに鳥居らしき物が建っていたわけだ。
祭神にも海神の娘がいる。(玉依姫命)
そして八幡宮につき、ものすごく好戦的な神社。
拝殿とか本殿とか。
末社の唐獅子の、吽像の表情がなかなか良い。
そしてここにも元寇のあとが。前に横になっているのは「蒙古戦碇石」らしい。その後ろの石垣は多分防塁。
なぜかこの横に「さざれ石」がある。下鴨神社で見たことあるな…。もっと大きいものを…。しかし写真撮るのへたくそだな。のぞき込むカメラじゃないとちゃんと合わせられないのは問題だが、眼鏡だからなぁ。
これも切れちゃっているが一ノ鳥居。風情も減ったくれもない鉄筋やセメントではなく、石造り。江戸時代の作。城主が寄贈(?)した模様。
この歳になって礼儀を重んじることも重要と思ってちゃんとお参りしたのに(一ノ鳥居くぐるときは一礼しなかったけど、帰りにくぐったときは一礼したのに)顔を蚊に刺されて帰りとても痒かった。ひどいです。