手術終了

昨日の午前中には帰宅。無事に終了はした。


以下微妙にグロかも。
当日は病院に着いてから3時間以上、視力検査をしてからも2時間以上時間が経ってからの手術で、待たされている間のテンションが非常に変な自分であった。
さすがに手術室の前まで連れて行かれたときに「ちょ、マジ、帰して〜」状態になったがしょうがないので入室。その前に2種類ほどの薬剤を点眼され(多分麻酔と殺菌系)さらに右がを半分以上に赤チンのようなものべっとり。まな板の上の鯉状態。ベッドがあるわけではなく美容院の染髪用の椅子のようなものに座り、倒され、とりあえず右目(手術する方)だけ透明になっている青いものを上半身にかぶせられる。さらに勝手な想像としては「時計仕掛けのオレンジ」的用具で目の強制解放、と思っていたがなにやら超強力ガムテープの透明板みたいのでものすごく大きく目を開かされて固定。上部よりおそらく県費教のようなもの降下、で、「まっすぐ見てください〜」と言われてなんの前触れもなくスタート。しきりに生理食塩水を入れられたがはじめの方は間違いなく血液の除去であろう。痛くはないが切ってる感触はする。その後の水晶体破壊についてはまったくなにも分からなかったが、破壊語に水晶体を吸い取っているのはよく見えた。この瞬間が一番気が散ってよかった。左上の方から少しずつ右下に向かってしゅるしゅると何かが吸い取られていたよ。それが終わった瞬間それまで見えていた顕微鏡の下部部分(おそらく)もなにも見えなくなり、強制的に目を開かれている状態なのに「私、目を開いてますか?! 閉じてませんか?!」と訳の分からないことを口から出しそうになる。そして何かをくるっ、と入れられて再び見えるようになったが、そのあたりから目頭に鈍痛が。強制的な開眼は実際はかなり圧力を加えられてのことだったので、そのあたりからのようだが「もうすぐ終わるからちょっと我慢してね〜」ということで我慢。縫ってる感じはよく分かったし、そのあと糸らしきものを派つんと切った感じもよく分かったのはひょっとしたら幻覚かも。よく考えると当たり前だが縫うのね。抜糸はしないのね。抜糸したら怖いわ。
総計14分ほどで終了。以前見たビデオではその後眼帯で車いす、だったので「車いす初体験か?」と思っていたが普通に歩かされエレベーターに乗って病室へ。病室で血圧と体温墓ってどちらも上がってて笑った。血圧は当たり前だが熱出すってなんだよ。
その日1日眼帯されてすることもないので延々読書して終わり。
退院の日は朝早くに眼帯外されて、クリアー視界! ではなかったのだよそれが。


現状では右目はクリアーではあるが、以前よりも視力が上がってしまっている。まあ0.04から0.1とかなのだが、それだけでもでかい。つまり眼鏡が合わない。遠くは右目で見るが、近くは左目で見るか眼鏡を外して右目で見る、という非常に不便な状態。さらに効き目でない左目で焦点を合わせていた状態が長かったのでいきなり右目が合わせようとしてスリーディー映像の本を眺めているような感じになり、脳が混乱しているのがよく分かる。本屋で本の背表紙がまったく読めず衝撃を受ける。
今は右目の眼鏡の下にティッシュペーパーを挟んで強制的に見えないようにしているのだが、問題は左目だ。右目がクリアーになったのでよく分かる左目の霧。左目にも白内障が出ていることは分かっていたが、イヤな予想が当たり、右目が良くなったことで良くその症状が分かってしまったのだ。今のところ矯正視力は上がるのだが、最終的にはこっちも人工物装着になりそう。
どちらにしろ、読書は非常にしづらくかなり落胆。眼鏡を作りかえるのは1ヶ月後、との話なのであと1ヶ月はこの状態で塾講師か。さらにこのままだとコンタクトも作りかえる必要がありそうなので結局しばらく貯金は続く。
遠くはよく見えるようになったことがよかったことかな。
それでも研究勧めなきゃならないのが苦しいなぁ、辞書の文字がなあ。