いぬぼく・1,2

今日はいい天気だぁ。


どうして2冊一緒に出るかなー。
こんなに一般的な萌え要素を詰め込んだものとは思わなかったぞ。
主人公の女子は幼児体形(でも高1)のツンデレ、一人称は僕で女性らしくないぞんざいな口のきき方、ニーソ常備装着、お金持ちだけれど家柄のみの存在で家族からも周囲の他人からも愛されたことのない孤独な生活、でも実は繊細な女の子、だから恋愛感情に鈍感、しかも鬼の血を継ぎ変身後は和風コスプレ衣装。
主人公の女子にくっつくのが間違った萌え的解釈の執事(ボディーガードという名目)、いつもにっこり微笑む丁寧語使い、美青年で誰にでも穏やかだが誰にも心開かず、やはり家族に愛されていなかった心の傷持ち、主人公の心に触れて感情が芽生えたことに感謝を感じ、下僕と書いて犬と読む状態に自らなり、妖狐の血を継ぎ変身後は犬耳つきの平安公達的コスプレ衣装、しかもプライベートでは眼鏡。あとから気がついたがさらにオッドアイだっだよ。
主人公には幼なじみでお兄さんみたいな男がいるので妹キャラになっているし、メイドは三人(うち二人が男はまあいいとして)、百合要因もいるし、BL要因になることも厭わないやけに大人でもの分かりのいい世話焼きおばさん的キャラもいるし、変態なんだが存外空気のよく読める主人公の婚約者だが別にそれは拘って無さそうな男も出てきて一瞬三角関係か、と思わせるし、天然おとなし系大食い美少女とみんなの弄られキャラとの幼なじみ同士の幼稚な恋愛、とかなんかてんこ盛りなんですが。しかも全員妖怪の血を継ぐので変身可能とか。


3巻以降から本格的に話が動くらしいんだがどっちに転ぶんだろうか。鬼っ娘と執事妖狐はすでになんとなくうすーい恋愛感情抱いてるみたいだがその状態でとどまってくれるといいなぁ。
こういう漫画って対象読者って女子なんだろうか男子なんだろうか。掲載誌ってどういう傾向なのかサッパリ分からん。