黒羊
- 作者: キネヲサム
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: コミック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
陽気で飾らないアイドル顔なのに実は素が見えないと思われている、天才的な演技の俳優が実は暗殺者で、と書くとものすごっく陳腐だな(初めの数ページ読んで、ジャニーズで映像化されたらどうしようかと思ったけど多分しなさそうだな)。変装とかそういったレベルではない他人への「返信」とか、彼を使っているところの「元締め」的な人物の妹っぽいが「お嬢ちゃん」と言われると怒るお人形さんみたいな子ども連絡係とか、2年前以上の記憶が無く「生まれなおした」とか書かれている謎の過去とか、伏線なのか? 伏線でいいのか?
前作は雑誌消滅でややはしょって終わったので伏線全部きれいに回収されていなかったのでよく分からないのだが、きれいに回収してくれるならこのちょっと微妙でよく分かりにくい状況は良しとしよう。ただし、暗殺者になったときの顔がいまいち怖くないのが難。
ところで最初のページのeverはeveryの間違いじゃないかと小一時間。