ええええぇぇぇぇ、そんなオチ・・・。

漫画と本の感想を主としたブログになっているがまあそんなもんだろう。日記とかキモイし。

暁星記(8) <完> (モーニング KC)

暁星記(8) <完> (モーニング KC)

何度も休載して、連載先も変わり、あげくに6巻から書き下ろしになってしまったので最終巻が出るかどうか危ぶまれたが、ともかく完結。7巻で終わるはずだったのに8巻までのばすことを許可した講談社は素晴らしいが、それにしてもものすごく大急ぎでまとめた感じ。裏設定はきっといっぱいあるはずなのにほとんど回収されなかった現在の地球の状況に至った原因とか、ほとんどみんなぶっ殺して終了とか、まあちょっと言いたいこともあるがとりあえず終わった。なんか後味ちょっとわる〜い。精霊は『幼年期の終わり』のオーバーロードみたい(かなり違うけど)。
うーん、自然万歳、ということなんだろうか。人間とは、魂とは、精神とは、ということももっと言いたかったんだと思うんだけどね。
まあ、でもSF風味のファンタジーか? と思わせての怒濤のSF展開にはしびれました。あの世界観は漫画だからこそいいんだろう。