過去うん十億年分の先祖の記憶を思い出させる異常タンパク

が出てくる漫画を思い出したので、おそらく最終巻が出てから始めて4冊一気読み。

バルバラ異界 (1) (flowers comics)

バルバラ異界 (1) (flowers comics)

1冊読むのに1時間近くかかった上に、よく考えたらナゾの一つがちゃんと解明されてないじゃん、でもそれが気にならないほどの最終巻の後半の怒濤の風呂敷畳みがやっぱり素晴らしかった。ちょっと泣ける。2006年日本SF大賞受賞。内容はまとめられない。Wikipediaから引用。

人の夢の中に入り込める力を持つ渡会時夫のもとに7年間眠りつづけている少女の夢の中への探索依頼が舞い込む。その少女の夢の中には、人が空を飛べたり不老不死であったりする世界、"バルバラ"が存在していた。少女の夢の中だけの世界のはずなのに、時夫の息子キリヤが"バルバラ"は自分が創ったのだと言い出し・・・

一巻の第2話までのあらすじだ、これ。タンパクとカニバリズムが出てくるのが、『眠れない一族』と同一。こっちは目覚めない少女だが。
これ出に出てくる母親(というか少女の祖母にあたるのだが、祖母にとっては孫娘はいないも同然、その母である自分の娘が重要)がやっぱりちょっと異常。