毒汚染

「毒入り餃子」という言葉を聞いて、不謹慎にも「どくいり きけん たべたら しぬで」を思い出してしまった。

今でこそ日本産のものはかなり「毒」が少なくなったけれど、かつては今の中国とあんまり変わりなかったんじゃないだろうか。まあ、食べたらすぐ重体、になるほどひどくはなかったけれど。養殖でない魚なんかヘタすると「食べたら即死」になるかもしれない、という状況は変わってないどころかひどくなっているのかもしれない。海洋魚が最大の複合汚染物質だ。

複合汚染 (新潮文庫)

30年以上も前に書かれた本だが、今まさに読むべき時だな。高校時代に読んで２週間ほどまともに食事ができなくなった記憶がある。最後は諦めて「毒を喰うなら皿まで」と諦観して、更に本の内容も忘れるようにしたが。しばらくは痩せたいなぁ、という人にダイエットに最適、と勧めたりしてた。

関係ないが有吉佐和子はカトリック信者だったのだね。洗礼名がイカス。マリア=マグダレナとは。