最終巻?

雨柳堂夢咄 其ノ十二 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

雨柳堂夢咄 其ノ十二 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

どうも最後くさい。連載はストップしてて違う連載を同じ雑誌に始めてるようだ。レギュラーになっていたつなぎ屋さん(欠けたり割れたりした焼き物を直す仕事)の女の子は出生の秘密が分かってからは、前巻から引き続き出てこないし、結局その子の叔父さんであることが判明した半悪役もそれ以来ぱったりだし。主役(一応)の蓮さんは完全にお話のバックグラウンド(良い意味で)になってしまっているし、引き際であったのかもしれない。
雰囲気はものすごくある作品。波津彬子は日本物の、しかも現代じゃなくて近代化しだした日本が舞台(これもそうだな)の方が好きだ。