純愛、か?

セクレタリー [DVD]

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見たのはビデオでなんだが。とりあえずやっと見れた。ちなみに近所のレンタルビデオ屋さんでは、R指定の、カテゴリ「エロティック」にあって笑った。その段を、年末、目を皿のようにして探す三十代の女が一人。
冒頭いきなり両腕拘束された秘書が登場(笑)。拘束されながら仕事してる姿がエロい。
自傷癖で精神科に入院していた女性が、退院後、サディスティックなボス(弁護士)のもとで秘書として働きながら、彼に言葉責め+スパンキングで「お仕置き調教」されるうちに自傷癖が治り、さらに自分の性癖=マゾを自覚し、ボスをマゾヒスティックに責め、その状況から逃げた(という形での放置プレイ?)ボスに迫りまくり、一瞬落とせたかに見えたボスが再び逃げるために彼女を解雇(という形での放置プレイ?)、彼女は違う男と結婚しそうになるが、「わたしにはあの人=サド」しかいないわ、と認識し、ボスのところに押しかけ、三日の放置プレイの後ボスが落とされ、ラブラブになる、というお話。
えーと、サドとマゾの屈折した純愛? ラブラブになるまで身的接触がおしりパチパチぐらいしかないところがエロい。ラブラブになってもなんか木に縛られてるし。あいらぶゆー、あいらぶゆー、とボスに告りまくって、ああ、これでハッピーエンドか、と思ったところで命をかけた放置プレイだからなぁ。あの放置を耐えたことによりボスも愛を確認、なのか? ちなみに、放置されて頑張ってる彼女を盗み見ながら、ボスがつぶやくのは、I'm really fond of you.(みたいなセリフ)だからなぁ。この時点でほとんど落ちたと思っていたよ。サドっていうのも精神強くないとできないのね。


変態的恋愛大好き、とか、わたしのように「ジェームス・スペイダー命」の人以外にはあまりお奨めできない映画。内容はもの凄いが、実はかなり淡々と進むし。ジミー君のイキ顔(ただし自家発電)が見れる特典はある。しかし、変態役をやった時の彼の目のエロエロ光線はもの凄いですね、というか元々変態的エロ光線が出てるから変態役が多いんじゃないか、という気もしなくもない。


ということで年末年始のビデオ大会はこれで終了。