あり得ないリアル感

こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

おしゃれな料理も作れるし、おしゃれなスイーツ（笑）も知ってるし、しかも子どもに理解があってしっかり愛している、若者文化も多少は知ってる父子家庭の、話せるパパ。
パパしかいないけどイイ子に育ってる風でありながら、単なるイイ子ではなく（初体験中１）、成績は良いけど友達ともしっかりした関係が持てているよくできた素直な息子。
こんな親子、親子関係あり得ない、と思わせる前にそのリアル感にビックリする。「頑張ってリアル感だそうとしたんだな」という無理が感じられないところが、この作者なんですかな、と。BL読んでもリアルなんだもの、ジャンルは「女子の妄想ファンタジー」なハズなのに。

とりあえず出てきた食べ物（ケーキ類は嫌いなので除く）がおいしそうすぎ。そのあたりもこの作者ならでは。