SF風ほのぼの家庭物語

ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫 JA (747))

ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫 JA (747))

古本市で買ったものなんだがね。主人公の一人が宇宙人で、宇宙人パワーで世界を救うと、疲労物質として体内でアルコールが醸造され、へべれけになる、そんな人が夫であり父であるある家族の話。って書くと若干藤子・F・不二雄っぽい感じがするな。清原なつのはなんだか大昔にまだわたしが漫画雑誌を買っていた頃に一度読んだようなきはするが、全く印象がなかった作家。SF系が多いというのを知ったのは実はごく最近。で、読んでみたらわたしにとっては微妙だ。ハードすぎてもイヤだがソフトすぎるSFが苦手なのだな。マキャフリーを更にソフトにした感じ。主人公より加奈子先生が秀逸。