一人称

一昨日の夕飯の片づけ時、
あ、痛いと思っていたらなぜか右手の薬指になにかが刺さった様な跡、
水洗いをしていたのでその部分の皮が破れ、
血は出なかったがすこぶる痛い。
結構薬指はキーボード打つ時使っているようで、
痛くて打つのが厳しいので絆創膏を貼るが、
すると貼った絆創膏のせいで指がある意味「巨大化」し、
キー二つ押すこともざらなので外してしまった。
打ちづらいぞ。


という前ふりは置いておいて、本題。
わたしの指導教官はぎっちりわたしの英語を直してくれる。
それはもう長い一文を二つにぶった切ることから定冠詞・冠詞の間違い、
英語らしい表現の仕方まできっちり。
私の言いたいことをふまえつつ英語らしい表現にしてくれるので、
相当時間がかかるし、間違いなく相当負担をかけていると思う。
しかも彼は来週Leedsで発表。先月はKalamazooで発表。すみません。
なのに「あなたの英語は素晴らしい」とかのたまわれる。
「いや〜、褒めすぎないでくださいよ〜〜」(ポッ)とかいう会話をしたりする。
で、その直しで一昨日「ここはこうした方が」という箇所で、
一人称を使った文に直された。
そこでわたしは質問というか確認を。
「わたしが学部時代に行っていた大学は英語教育に力を入れ、
構内の公用語は英語と日本語という変わった大学で、
そこで英語をきっちり学ぶのですが(と、前ふりが長いわたし。
しかも今考えるとこの部分はまったく関係ないし)、
そこで論文には一人称を使うなと習ったのですが」と聞いたところ、
「それはずいぶん時代遅れな話です」と返された。


まさに蒙が啓かれた思い、目から鱗が落ちた感じ!
ということで「どう説明しよう」という一人称使いたいな〜〜〜、
問部分には使ってもいい、といわれたことでかなり気が楽になりました。
あ、ものすごく一部だが。


よく考えると彼はわたしに話す時はやや話すスピードを落としていると思われる。
その辺も含め、研究者としても教育者としてもしっかりしてる人だと思う。
そんな彼がなぜMAしかもってなくてPhDをお持ちでないのか甚だ疑問だ。