埋没生活

しばらく読書に耽溺するだけの生活を送りたい。
論文とか学術書じゃなくて、小説で日本語で書かれているものにだけ埋もれたい。
そしてその物語の世界にどっぷり浸かりたい。


好きな世界観とか気持ちよかった世界観にばかり浸ろうとするから、
何度も何度も読む本と一度読んだら二度と読まなかったり途中で投げ出したりの差が激しい自分。
この傾向は年々加速度的に進むのでちょっとは危機感を覚えたりするが、
もう新しいものにチャレンジしなくてもいいだろう、と思ってしまう後ろ向き三十路女が一人。


ちょっとだけチャレンジしたいのは最近になって(映画のおかげで)廉価版が出たゲド戦記ぐらいか。
自分的三大古典ファンタジーの一角にして一度も読んだことのないもの。
そしたらナルニアも全部読まないといかんな。あと3冊ぐらい未読が残っているわ、
と思うことだけでちょっとだけ現実逃避ができました。


自分的三大古典ファンタジー

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

新版になって第1部は細切れに刻まれてしまった。とっても残念。せめて二冊に納めて欲しかった。
最初の「ホビットについて」は追補編まで読み終わったあとに読むと吉でしょう。
『シルマリリオン』は何度読もうとしても2〜3ページで爆睡スイッチが入ってしまう。
設定フェチとしては読まなきゃ「フェチ」とは豪語できなくなるあのだが。
新版 シルマリルの物語

新版 シルマリルの物語



ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

原作のタイトルは『魔女とライオンと洋服ダンス』。これもとうとう映画化されたなぁ。
公開されてすぐ見に行ったなぁ。続作のネズミの騎士、リーピチープ萌え〜。
小野主上の『十二国記』の楽俊のモデルらしい。
これより先に『マラカンドラ』を読んだが、「キリスト者・CSルイス」という立場を知らなかったので、
これももう一回読んでみなければ。いちおうSF。
沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語)

沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語)



ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

読めば読むほど暗くなるらしい。ル・グインは『闇の左手』を読んだはず、
と思ってアマゾンのレビューを見たら、記憶がない、
何、この萩尾望都の『銀の三角』設定!! 読まなければ。

銀の三角

銀の三角


やっぱりファンタジーとSFの境界線って混じり合ってるんだわ。