インドネシアで地震

ここ数年立て続けに大地震が頻発し、その度に大津波に襲われ、甚大な被害に見舞われているインドネシア。その被害はテレビや新聞などで視覚的に入れたくないひどい有様で、悲惨さと、避けがたい自然の猛威に恐怖することしかできない。で、この頻発する地震で思い出すのが、数年前にNHKで放送された巨大地下マグマだまりの大爆発の話。テレビなんてウソ情報を簡単に流すし、NHKなんかやらせ番組が暴露されたハシリの放送局だったわけで、この話もウソかも知れない、と思っていたが、やっぱりそうらしい。現在の地震とこの様な爆発が関係あるかどうかはまったく分からないが、爆発によって放出される火山性物質によって、地球の気候もかなりの間影響されるのかも知れない*1と思うと、もはや安眠できない状態だ、といいつつ寝れちゃうものなんだけどね、人間。明日にでも関東大地震再び、といわれていても普通にみんな関東で暮らしてるわけだし。

おたずねの件は,ワイオミング,アイダホ,モンタナ州にまたがるイエローストーン国立公園のことであると思います.そこでは50〜80万年おきに規模の大きな噴火が起こり,そのつど約300〜2500立方キロメートル以上もの軽石や火山灰が放出されました.また,これらの火山噴火のたびに直径20〜50キロメートル以上の大きさの陥没 カルデラが出現しました.地球上で,ここ2百万年間におこった火山噴火のうち,最も規模の大きい部類に入るであろうと考えられています.イエローストーンの地下には現在でも直径が10キロメートルを大きく上回る大きさのマグマ溜まりがあると推定されています.
 一方,インドネシアスマトラ島北部にあるトバ火山はわずか7万4千前に大噴火をしました.その時に噴出された火山灰や軽石の量は2800立方キロメートルにもなると考えられています.トバ火山にも巨大なカルデラ(100×40キロメートル)が存在しています.ここでもやはり地下に巨大なマグマ溜まりが存在しているでしょう.
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kazan/J/QA/sr/qa-2169.html 「火山Q&A」


ちなみにNHKのやらせ関係。Wikipediaの項目、「やらせ」から一部抜粋。

「やらせ」という言葉が一般化され定着したきっかけは、NHKスペシャルにて放送された「奥ヒマラヤ禁断の王国・ムスタン」である。同番組は高視聴率をマークし、評判も良かった。しかし朝日新聞が「やらせ疑惑」を報道して大きな社会問題となった。ここでは、ヒマラヤの気候の厳しさを過剰に表現した点、スタッフに高山病にかかった演技をさせた点、少年僧の馬が死んだ事にした点、流砂や落石を人為的におこした点が主に問題とされた。

これは観てたから良く覚えている。1992年の秋に放送された番組。これ以来NHKってなんだかな〜、という思いを描いていた。で、最近の金の適当な使い方を見るにつけ、ああもう!!! という思いが。
地震・火山爆発、怖い」といってる割には良く考えるとかなり「平和な」ことを考えてしまう、これ、人間のいいところかな。


インドネシア地震津波でこれまでに亡くなった方のご冥福を祈ると共に、それによって家族を失った方の心が少しでも早く、多少なりとはいえ癒されますように。

*1:浅間山爆発→フランス革命、という話もあるし