Takami, Koushun, & Taguchi, Nasayuki, Battle Royale, 2

Battle Royale, Book 2

Battle Royale, Book 2

なぜか英語で読んだ。しかも2巻。貸してくれる、と言ったヤツが、「1巻は今弟に貸してるから持って来れなかった」と。イヤ、良いんだけどね、やっぱり普通1巻から読みたいよね。


話は多少聞いたことあったけれど、原作も、映画も、もちろん漫画も見てなかった。なんか単に狂った教師の発想から、と思っていたら、これ、どうもパラレルワールドなのね。日本っていう国じゃなくて、「大東亜共和国(で良いのかな? 英語だとGreater East Asia Republic)」という国内での、法律で定められた殺し合いなのね。しかも中学3年だとは思わなかった。映画のCMとか、出演者とか見て、高校の話だと思っていたよ。登場人物も中学生らしくない人、多数だし。まあ、パラレルワールドのこの世界では、中学生は現在の本当の中学生よりもオトナっぽいと、そういうことにしておこう。
話は多分ほとんど進んでないんだろうし、何よりもこの「プログラム」が発動されたところを読んでないので、よく分からないのだが、内容はともかく、英語が難しい! スラングまくりだよ。思いっきり話し言葉だし。主語は言わない、一文全部言わないで、「イヤ、そうじゃなくて」と話し変えるし、多分半分ぐらいしか理解してないと思う。つまり日本語学習者が日本語で漫画を読もうとしても、きれいな日本語じゃないから分かりづらい状況になるんだろうな、と言うことを考えさせられた。
逆にこれ読みつつ日本語版を読んでみたい。どういう日本語がこういう英語になったのか、興味ある。
あと、絵が怖い。この作が者の漫画って読んだことないんだけど、ちょっと楳図かずお風?
こういうの見ちゃうと、「日本文化、セックスと暴力!」といわれちゃうのもなんか分かっちゃうような、イヤ、そういうものをわざわざ輸入してるんでしょ、と言うか、映画化されちゃったから漫画も英訳されちゃうのか、もうなんというか。で、この太ったクリクリ髪の先生が、ビートたけしなんすか?


しかし、高いね。1冊イギリスポンドで6.99。かわいそす。