山魔の如き嗤うもの
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/13
- メディア: 文庫
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相変わらずの二転、三転する真犯人の名前。さすがに4冊目なので途中でちょっと気がついてしまった自分が哀しい。が、ポイントはホラーなので気がついたところで重要なのはそこではなく、因習漂う禍々しい場所で起きた、うすら恐ろしい事件すべての謎解きなので、非常に満足。
そしてやっぱり最後の「実はやっぱりいたんだよね、あれ」的終わり方がまた怖い。
話の筋としてはこの後に『凶鳥の如き忌むもの』が来ることになっていたのか、読む順番を間違えたな。そしてなぜ『首無の如き祟るもの』で刀城先生がほとんど出てこなかったかが良く分かった本巻。まあ、これは出てこなかったからこそのオチなのだが。
蚊に刺されやすくて困る。
色黒だからか、そうだからか、ファンデーションがオークルだからか、そうかそうか。
たかだか2〜3分外に出てしかもあわただしく動いているのに、足首の少し上に1箇所、太ももに1箇所、二の腕に1箇所刺されるのはどうしたことか!
犬と散歩に行って、左腕に二箇所、左手の小指に1箇所刺されるのはどういうことか!
家に加賀侵入してきたほかに家族がいるのに私だけ足に3箇所刺されるのはどうなっているんだ!
血液型とか、体形とか、酒を飲んでいるとかと関係なく、多分色黒が原因なんだろう、日に焼けて無くても元の色が人より濃ければ最悪なんだろう。死ぬまでこうなんだな、蚊よ。